従来と同等の機械的特性を維持しながら従来以上に優れた耐放射線照射性・耐応力腐食割れ性を有し、かつ低コストのオーステナイト系ステンレス鋼材および該ステンレス鋼材の製造方法、ならびに該ステンレス鋼材からなる製造物を提供することを目的とする。本発明に係る分散強化型オーステナイト系ステンレス鋼材は、その化学組成が、16~26質量%のCrと、8~22質量%のNiと、0.005~0.08質量%のCと、0.002~0.1質量%のNと、0.02~0.4質量%のOとを含み、0.2~2.8質量%のZr、0.4~5質量%のTa、および0.2~2.6質量%のTiのうちの少なくとも一種を更に含み、残部がFeおよび不可避不純物からなり、前記Zr成分、前記Ta成分および前記Ti成分は、前記C成分、前記N成分および前記O成分と共に介在物粒子を形成しており、前記ステンレス鋼材は、平均結晶粒径が1μm以下で、最大結晶粒径が5μm以下であることを特徴とする。
国際公開番号:
WO/2017/073422
国際出願番号:
PCT/JP2016/080918
国際公開日:
04.05.2017
国際出願日:
19.10.2016
優先権:
2015-213972
30.10.2015
JP
出願人:
HITACHI, LTD. [JP/JP];
IPC:
C22C 38/00 (2006.01), B22F 1/00 (2006.01), B22F 3/10 (2006.01), B22F 3/24 (2006.01), C21D 6/00 (2006.01), C22C 38/50 (2006.01), G21C 7/10 (2006.01), G21D 1/00 (2006.01)
https://patentscope.wipo.int/search/ja/detail.jsf?docId=WO2017073422
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